自炊派の人や家庭を持つ人であれば、日々のお料理で使う調理器具は良いものを使いたいという人が多いでしょう。特に炒め物や煮物で使う調理器具は製品のクオリティが味を左右する事もあります。また、日常的に使用するものだからこそ使い勝手の良さは妥協したくないと考えるものです。今回は、画期的な調理器具を世に送り出しているUNILLOYからおすすめのアイテムを2つご紹介します。
UNILLOYとは?
UNILLOYは、新潟県に拠点を置く株式会社三条特殊鋳工所が開発・販売を手がける調理器具ブランドであり、同社が鋳物製精密機械部品作りで培ったノウハウが詰め込まれています。ブランド名は「Unique-alloy(斬新な合金)」を略したものであり、世界的デザイナーである山田耕民氏を製品のデザイン監修に迎えている事でも有名です。自社サイト通販や新潟にある直営店での販売の他、新潟および東京に多数の取り扱い店舗を展開している注目の人気ブランドとなっています。その品質は世界的に評価されており、一般家庭のみならずプロの料理人にも愛用者が増えています。
鋳物ホーロー鍋
UNILLOYの名を一躍轟かせるきっかけとなったのは、鋳物ホーロー鍋と言われています。UNILLOYの鋳物ホーロー鍋は、まず2014年に国内のグッドデザイン賞を受賞した事で注目を集めました。取っ手部分が下向きで覆いかぶさるようなデザインは、山田耕民氏が「鈴鴨が羽を広げて静かに水面から飛び立つ様子」をイメージしたものです。そのやさしい雰囲気と「和」を感じさせるルックスは瞬く間に世界で賞賛される事となり、2015年にはデザイン界の世界的権威であるレッド・ドット・デザイン賞でプロダクト部門ベスト・オブ・ザ・ベストを受賞しました。
UNILLOYの鋳物ホーロー鍋はデザインに留まらず、その高い機能性と使い勝手がユーザーから多くの支持を集めています。例えば、デザインの肝となっているなだらかな取っ手は人間工学に基づいて設計されているため、鍋全体をバランスよく支えられるようになっているのがポイントです。また、型に溶けた金属を流し込むという鋳物の特性を活かし、鍋本体から取っ手まで継ぎ目のないフォルムになっている点も見逃せません。見た目が美しいだけではなく洗い物がスムーズになるため、ストレスフリー設計となっています。
本体部分以外では蓋にも工夫が凝らされており、内側に施した4つの凹凸で水蒸気を均一に循環させて旨みを逃がさない構造になっています。ホーロー鍋にも関わらず片手で持てるほど軽いため、キッチンとテーブル間の移動も苦になりません。鍋ごとオーブンで調理出来る耐熱性や取っ手に引っ掛けておける蓋など、細かいポイントにも配慮がなされた逸品と言えるでしょう。
鋳物フライパン
鋳物ホーロー鍋で注目を集めたUNILLOYの第2弾製品としてラインナップしたのが、鋳物フライパンです。こちらのフライパンは開発費をクラウドファンディングで募った結果、支援者992名・支援金1682万円を集めるなどリリース前から話題を呼んでいました。特筆すべきはその熱伝導率であり、素材の表面だけでなく中までしっかりと短時間で火を通す事が可能です。この鋳物フライパンを使うだけで、肉・魚・野菜などあらゆる食材で調理のクオリティが上がるでしょう。
鋳物フライパンは素材の特性上重量が重くなりがちで、1kg台後半のものや2kgになるものも珍しくありません。これでは普段の料理で使い回すには少々重過ぎるという人も多いでしょう。UNILLOYの鋳物フライパンは開発元が元々の生業であった鋳物製造や鋳物ホーロー鍋の開発で培った薄肉技術を結集し、1.5kgという鋳物フライパンとしては驚くべき軽さを実現しました。鍋振りなどで持ち上げる機会の多いフライパンだからこそ、この軽さは魅力的に感じられるでしょう。
前作の鋳物ホーロー鍋で高い評価を得たUNILLOYのデザイン性は、鋳物フライパンでも健在です。一見シンプルながらもスタイリッシュなフォルムに仕立てられているため、おしゃれなキッチンにしたい人やミニマリストにもおすすめと言えます。調理する人が頻繁に握るハンドル部分にもこだわり、適度な丸みを持たせる事で老若男女を問わず馴染むグリップ感となっています。素材別にフライパンを識別出来るように、シリコンキャップが付属しているのも料理好きにとってうれしいポイントと言えます。
オール電化の住宅が一般的に認知されてからは、IHヒーターで調理している人も少なくありません。フライパンによってはIHに対応していないものもあるため、せっかく購入したのに使えなかったなんて経験がある方もいるでしょう。その点でも、UNILLOYの鋳物フライパンは直火・IHの双方に対応しているので安心です。さらに熱伝導が抜群に良いため、IHの弱点であった火力の弱さも補ってくれるでしょう。自宅に限らずアウトドアで活用するのもおすすめです。
デザインも使い勝手も!世界的人気も納得のUNILLOY
UNILLOYは新潟の町工場が開発した製品ですが、その高い技術力と情熱は世界で認められています。その愛用者の多さはSNSでも確認可能です。嫌味のないスタイリッシュなデザインながらも、調理器具としての機能面には妥協が見られません。使う人のストレスを無くし食べる人の笑顔を増やす、そんな夢のようなアイテムがUNILLOYの鋳物ホーロー鍋・鋳物フライパンであると言えるでしょう。
会社情報
会社名 | UNILLOY |
所在地 | 〒959-1155 新潟県三条市福島新田丁642 |
電話番号 | 0120-39-5261 |